プラナヤマは、ヨガの呼吸法です。
・プラーナ=地球も含む、宇宙に満ちているエネルギー
・アーヤーマ=制御、制止、延長
この二つのサンスクリット語が組み合わさって“プラナヤマ”となります。
プラナヤマは、吸う息と吐く息のコントロールを通して、体のプラーナの流れを調整する働きがあります。
プラーナは、日本語だと”気”とも言います。
「体の気を整える。」
と言うと、イメージしやすいですね。
プラナヤマも、ヨガのポーズと同じように、たくさんの種類があります。
ヨガの教典「ハタヨガ・プラディピカ」には
呼吸が乱れると心も不安定になり、呼吸が整うと心も安定する。
平静で安定した状態を保つために、ヨギは呼吸を制御することを学ばなければならない。
と記されています。
(ヨギ=ヨガをする人)
「呼吸を制御することを学ぶ」
つまり、プラナヤマの練習して、呼吸を制御できるようになれば、
「平静で安定した状態を保つ」
ことができるようになります。
呼吸を制する者は、心も制する!
と言っても、過言ではありませんね。
現代の科学でも、呼吸は自律神経を整えたり、養う効果があることが分かっています。
自律神経を養うことで、心身のストレスにも強くなります。
「心が乱れているな・・・。」
と、感じたときには少し立ち止まって五分間でも呼吸を整えると、だいぶ気分がすっきりします。
いつも無意識にしている呼吸ですが、時々、意識を向けてみたいですね。
参考資料
自律神経について知りたい方は、以下の2冊の本がオススメです♪
「今ここ」神経系エクササイズ 「はるちゃんのおにぎり」を読むと、他人の批判が気にならなくなる。
単行本(ソフトカバー) – 2017/12/25
浅井咲子 (著), 大越京子 (イラスト)
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