クラスの内容


ベーシックなハタヨガを行っています。
アサナ(ポーズ)は、立位・後屈・側屈・ねじり・前屈・後屈の6つに分けられます。
この6つのアサナ群をくまなくカバーしながら下記の流れで進んでいきます。
これにより、体全体に満遍なく刺激を与えることができます。
一つ一つのポーズを1分~2分ほど時間をかけて、丁寧に行います。
そうすることで、ポーズの効果を体の深部まで行きわたらせることができます。

クラスの流れ

オムカ(呼吸法)
AOMの呼吸法です。
心身の緊張を解きほぐし、集中力を高める効果があります。

ウォーミングアップ
メインのアサナを行うための体の準備。手・首・肩・股関節などあらゆる関節をほぐします。

プラナヤマ(呼吸法)
アロンヴィロン、ナーディーショーダンなどのプラナヤマを行います。
体の内側の微細的な部分まで、プラナ(エネルギー)を行きわたらせます。
プラナヤマについてはこちらの記事もどうぞ。

アサナ
メインのアサナ。全身または複数の部位を使って動きます。
スーリヤナマスカーラ(太陽礼拝)も行います。

リラクゼーション
シャバーサナ(死体のポーズ)を10分ほど

アサナ(ポーズ)の合間、合間に、短いシャバーサナを行います。
アサナで動いた筋肉や内臓を、短いシャバーサナで、元の位置に戻します。
そうすることで、今行ったアサナの効果と、次に行うアサナの効果を、最大限に心身に与えることができます。

 

ヨガと自律神経

副交感神経には、「社会交流システム」と呼ばれている機能があります。

社会交流システムは、他者との交流を司る機能です。顔の表情、声、音を聞くこと、などなど。社会交流システムによって、私達は、周りの環境が安全か安全でないか、判断しています。

また、鬱状態や、過度のストレスにさらされているときは、社会交流システムの働きが弱くなります。

そのため、顔の表情が乏しくなる、声の出が悪くなる、呼吸が浅くなる、音が聞き取りにくくなる、等の症状が現れます。

ヨガは、社会交流システムを養う効果があります。社会交流システムを養うことで、鬱状態、ストレスから抜け出しやすくなります。また、心身ともにストレスに強くなっていくことが期待できます。

【自律神経に関するオススメ参考図書】

ポリヴェーガル理論入門: 心身に変革をおこす「安全」と「絆」 単行本(ソフトカバー) – 2018/11/6
ステファン・W・ポージェス (著), 花丘 ちぐさ (翻訳)

「今ここ」神経系エクササイズ 「はるちゃんのおにぎり」を読むと、他人の批判が気にならなくなる。 単行本(ソフトカバー) – 2017/12/25
浅井咲子 (著), 大越京子 (イラスト)

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